「100万人のキャンドルナイト」
福井で被災地復興願う無数のキャンドル! 境内照らす。
18日夜、電気の明かりの代わりにろうそくをともし、平和や環境問題などについて考える「100万人のキャンドルナイト」が福井市の県護国神社で開かれ、ろうそくの優しい光が境内を包み東日本大震災被災者へ復興の願いを込めたキャンドルの幻想的な雰囲気を演出した。
当たり前で使っていたエネルギーは無限ではないということを考え、省エネや自然環境について見つめ直してもらおうと、同神社崇敬(すうけい)会が夏至の時季に合わせて開いている。
7回目の今回は、震災の慰霊と復興祈願を兼ねて開催。
境内には約1500個のキャンドルが並べられ、午後7時すぎに火がともされた。
幻想的な淡い明かりの中、来場者が復興へのメッセージを書いた紙で周囲を覆ったキャンドルグラスが本殿に飾られた。
イベントは和太鼓演奏や坂井市三国町出身のシンガー・ソングライター、
ヒナタカコさんのライブ演奏もあり、訪れた親子連れらが
光と音の“共演”を楽しんでいたようだ。