松旭斉天暁師匠から久しぶりのお電話でした。
今でも天暁さん天暁さんと言ってデビュー当時からとても長い
おつきあいをさせて頂いています。
(社)日本奇術協会の名誉顧問でもあります。
80歳過ぎて益々お元気のようでした。
その電話ですが、
「渚くん元気、
渚くんのファンだという人から電話があったよ。
話がしたいんだって、電話番号を教えるから
電話してくれるかい!」
こんな感じです。
たまたま、車の運転中でしたので、
電話しながら書くのが難しく思い、
状況を説明して後ほど電話します、ということにして、
了解いただき一旦電話を切りました。
この日は午後1時から協会の理事会でした。
理事会も議題が多くて終わったのが午後5時です。
それから色々ありまして、自宅に帰りついたのが午後8時スギ、
するとタイミング良く携帯に電話です。
京都の森田です。
天暁先生に渚晴彦さんの携帯の番号を聞いて電話しました。
年齢は90歳です。
実は20数年前に渚晴彦さんのダンシングケーンのビデオとケーンを買って
練習したら上手に出来るようになりました。
又、今度の発表会でダンシングケーンをやろうと思い、
ケーンを出したのですがしばらくケーンを触ってなかったので、
ケーンが幾らか反ってしまいました。
同じものはありますか? ということでした。
90歳で私のダンシングケーンをやりたいと言う電話です。
ビックリしました。
実はこのケーンは高橋(現在の亜羅仁)のデザインで、
ミカメクラフトさんに製作を依頼して出来たものでした。
透明の丸いパイプの中にクリスタルのテープを入れ
きらきら光る特注の物でした。
長さが75センチくらいの物で一本物です。
とても綺麗なものだったのですが、永年放置していると
気温の変化により反りが出てしまう欠陥があったようです。
20年以上前の話です。
在庫はありません、と説明が終わったところで、
別なものでもいいのでありませんか?
ということになり、2~3日時間を頂き探してみました。
大阪の深井さんの所にいいケーンがあるのを知っていましたので
連絡したのですが連絡取れず、あまり待たせてもまずいので、
自分の使っているスペアーのケーンをお送りしました。
すると、スグに届いたお礼の電話です。
熱心でしてね、ジャリ(糸)は何を使えばいいのでしょう? とか、
長さと最初のジャリのセットの方法は? といった質問もありました。
いろいろと一通り説明をしたところで、「分かりました」とスグ理解していただきました。
凄いです。
森田さん90歳で頑張っていらっしゃいます。
映像が取れたら送ってくれるそうですので凄く楽しみです。
森田さんには間に合わなかったのですが、
昨日になって、とても軽いステッキが手に入りました。
普通、プロの使うダンシングケーン(ステッキ)は14,000円くらいします。
軽くて格安、こちらは半額くらいで販売できると思います。
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天暁さんには協会新年会でお会いできるので楽しみです。
今年の(社)日本奇術協会の親睦新年会は2月14日
奇術愛好者一般の方も参加出来ます。
会費15,000円です。お申し込みが必要です。
電話かFAXでお問い合わせください、
tel 03-3361-5221 fax 03-3361-6321
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